ラベル Internet Explorer の投稿を表示しています。 すべての投稿を表示
ラベル Internet Explorer の投稿を表示しています。 すべての投稿を表示

2016年11月5日土曜日

2016年10月の Web ブラウザシェア

ブラウザ戦争が起きてから早十数年。あまりブラウザがどうのこうのと言われることが少なくなってきましたが、現在の Web 環境における Web ブラウザのシェアがどうなっているか外部のサイトで調べてみました。

デスクトップ環境

まずはデスクトップ PC の環境です。かつての主な Web 閲覧環境ですが、現在でも軽視できないマーケットではあります。

OS のシェアは Windows が圧倒的です。相変わらず90%以上のシェアを占めています。それを踏まえて、以下の Web ブラウザシェアを見ていきます。

Google Chrome が圧倒的で55%、一時期勢いのあった Mozilla Firefox は11%です。Windows 8.1 まで標準の Internet Explorer は23%、windows 10 標準の Microsoft Edge が5%で、IE と Edge を足すと28%になります。

つまり、Windows に Chrome をインストールして使っている人が多いということになりますね。Chrome は色々なところでインストールを促してきますし、適当に操作していたらインストールされて標準ブラウザに設定されたためにそのまま使うことになったパターンもあり得ます。

他には Google の Web サービスや Android との連携が便利なために好んでインストールし利用するユーザーも多いでしょう。

Web ブラウザという存在を知った PC 中級者の人や Web ブラウザというジャンルに興味をもっている人は積極的に Web ブラウザをインストールし試す傾向もありますのでそれでもっとも扱いやすかった Chrome に落ち着いたというパターンも考えられます。

Edge のシェアが低いのは Windows 10 がまだ Windows 7 に比べてシェアが低いこと、さらに UWP 化したことで UI 周りが完全な新規開発になったことにより機能が貧弱になり使い勝手が IE より悪化したことにあると思われます。

モバイル環境(スマートフォン+タブレット)

次にモバイル環境です。こちらの方が今はユーザー数が多いといいますか、Web 閲覧環境の中心にあるかもしれません。

世界的にみると、Android が圧倒的で69%、iOS は26%になります。Windows Phone は約2%ですね。それを踏まえた上で Web ブラウザのシェアを見ていきます。


当然のごとく Chrome が圧倒的で54%を占めています。多少の誤差などはありますが、デスクトップ環境と違い OS のシェアがそのままブラウザのシェアと考えてもよさそうです。日本では iOS のシェアが高いので、Safari と Chrome のシェアは逆転しているかもしれませんね。

Micorosoft Edge はかなり苦戦を強いられているようです。デスクトップ環境では Chrome に取って代わられていること、モバイル環境ではそもそも Windows 10 Mobile のシェアが低いことによります。しかしブラウザとしての性能を司るレンダリングエンジンはかなり洗練されていて Apple Webkit との互換性も重視して開発されています。なので、モバイル環境においても iOS の Safari とほぼ同じページが見られますので、Windows Phone 7 時代の『デスクトップ向けのページが表示されてしまう』という現象は殆どなくなりました。

現在はデスクトップ版のみですが Windows 10 Anniversary Update により拡張機能も搭載され、少しずつ使えるブラウザに進化しています。

Windows 10、Windows 10 Mobile と共にその成長を期待していきましょう。

2015年8月18日火曜日

Microsoft Edge の仕様やできるようになったこと、できなくなったこと

Windows 10 では Internet Explorer から Microsoft Edge にデフォルト Web ブラウザが変更になりました。





そしてこの Microsoft Edge ですが、win32 アプリケーションではなくユニバーサル Windows アプリで構築されているようです。
なので UI を1から作り直したことになります。
したがって、それが原因で IE でできていたのに MSEdge ではできなくなった操作も幾つかあるようです(または実装が間に合わなかった)。

逆にできるようになったこともいくつかあります。

できなくなったことまたは不具合(?)


例えば、

  • 戻るボタン長押し or 右クリックで何ページ前まで戻るかを直接指定できない。
  • ユーザースタイルシートを指定できない。
  • フォントの指定ができない。
  • 右クリックメニューの機能が少ない。
  • 他の Web ブラウザからのリンクをドラッグ&ドロップして URL を展開できない。
  • 起動時、前回閉じたウインドウの位置を記憶していない。
  • 最大化した状態でウインドウを閉じて、再度起動後にウインドウ表示にすると以前のウインドウサイズを記憶していない(個別の環境による可能性もあり)。
  • スムーズスクロールのON, OFF 切り替えができない、もしくは分かりにくい。
  • OneDrive サイトのページ内に直接ドラッグ&ドロップでファイルのアップロードができない。
とにかく、設定類の機能が少ないです。探せば他にもたくさんあると思われます。

できるようになったこと

  • リーディングリスト → 後で読む機能のようなもの(Internet Explorer 5 for Mac のスクラップブックに近い)
  • Web ノート → Web ページ上に直接メモを書き込み、OneNote やお気に入り、リーディングリストに登録することが可能
  • 会話型音声認識アシスタント コルタナ(日本語版は後のアップデートで対応予定)

非対応技術

  • ActiveX コントロール(Silverlight, JAVA, CSS Filter 等)→ リッチコンテンツは HTML5 で
  • VBScript → ほとんど使われていない。 Javascript が利用可
  • Browser Helper Object → Javascript ベースの拡張(Chrome や Firefox の拡張)を利用可能になる予定
  • VML (Vector Markup Language) → VML が標準化された仕様の SVG (Scalable Vector Graphics)が利用可
Flash のみ特別扱いで、Adobe 社から提供された ソースコードを MSEdge 本体に組み込み、Flash を利用可能にしているのだそうです。
最後に IE についてですが、「IE は最新の Web 標準に対応できず他の Web ブラウザに後れを取っていた」と解説しているサイトがいくつかあります。
ですが、これは間違いで IE の最新の Web 標準モード(Edge モード)を切り離し、独立した Web ブラウザとして作り直したものが Microsoft Edge です。

つまり、Web 標準に対応できなかったのではなく、IEが実装をしている限り使われ続けていた古い技術を切る捨てる目的で MSEdge は誕生したのです。

現状では 機能が貧弱な MSEdge ですが、今後のアップデートで洗練されていくことを期待しましょう。

2011年9月18日日曜日

Internet Explorer 9, 10 が Acid3 テストに合格

Internet Explorer 9 および 10 が Acid3 テストに合格しました。これには Windows Phone 7 版 Internet Explorer 9 も含まれます。前回のスコアは95点でした。

今回は Acid3 テストの使用が変更され、古い要素が取り除かれたことによるものだそうです。

現在主に利用されているウェブブラウザはほぼこのテストに合格したことになります。これで「Internet Explorer はWeb 標準対応が遅れている」という誤解のひとつが消えたことになります。ただし、この Acid3 でテストされている項目は特定の範囲のものであり、主に DOM や Javascript などをテストしています。ですからこれですべて Web 標準は OK ということではありません。
とはいえ、今後も Internet Explorer は Web 標準対応を強化していく予定なので安心して Web 標準に対応した Web サービスを取り入れていけるでしょう。

詳細は以下を参照してみてください。

https://plus.google.com/107429617152575897589/posts/JdHnqpuUER4#107429617152575897589/posts/JdHnqpuUER4

2011年3月16日水曜日

IE9 (Internet Explorer 9) の不具合リスト

ここでは、IE9 の不具合をリストアップしていきます。

IE9 自体が原因と思われる不具合

  1. IE9 モードでレンダリングしたWebページに対して送信するUser-Agent(ユーザーエージェント, UA)の情報に不要なトークンが付加されている    
    例:( .NET CLR 3.0.30729; Media Center PC 6.0; Tablet PC 2.0; )
    ※ IE9 からは最低限のUA情報 「Mozilla/5.0 (compatible; MSIE 9.0; Windows NT 6.1; Trident/5.0)」になるはずでしたが、IE8以前と同様に.NETなどの情報も追加して表示されています。
    これが IE9 全体の現象か、一部のマシンのみで発生しているものなのかは確認できていません。      
    ⇒ F12 開発者ツールを開き、「ブラウザモード」の既に選択されている「Internet Explorer 9(9)」を再度選択すると最低限のUA情報を表示するようになります。
  2. 戻る・進むでページを移動した際にURLが切り替わっていてもページの表示自体が切り替わらないことがある
    ⇒ アドレスバーをクリックしEnterを押すことで再読み込みし、正しいWebページを表示します。
  3. 『別の行にタブを表示』している状態でWebページ内に“background-attachment: fixed;”が指定されている背景画像がある場合、スクロール時に背景画像がガタつく
    ⇒ 『別の行にタブを表示(H)』のチェックを外した状態では正しく表示されます。

解決可能な不具合

  1. Flash の表示がおかしい
    ※Intel HD Graphics を使用しているPCの場合
    ⇒ グラフィックドライバを最新にアップデートすることで改善される可能性があります。
    Flash プラグインの最新版を適用してください。
  2. アドレスバー内で Google 検索の候補が表示されない
    ⇒ 一度 Google 検索のプロバイダを削除し、再度インストールする。
    http://www.microsoft.com/windows/ie/searchguide/ja-jp/default.mspx

2011年3月14日月曜日

Internet Explorer 9 正式版公開を延期 → 4月26日に公開されました

日本マイクロソフトより3月14日発表

日本では3月11日に「東日本巨大地震」が発生した影響により、Internet Explorer 9 正式版の公開を延期としました。
本来であれば米国時間3月14日21時に公開されるはずであったIE9ですが、ネットワーク回線は現在震災に関する重要な通信インフラとなっているため、回線への負担を避ける目的で日本語版のみ公開延期となったとのことです。
日本語版以外については通常通り公開される予定です。

正確な情報については以下をご覧ください。

http://www.microsoft.com/japan/presspass/detail.aspx?newsid=3969

Internet Explorer 9 日本語版は4月26日に公開されました。

2011年2月9日水曜日

Internet Explorer 9 β から RC での変更点など

IE9 RC では IE9 β と比べていくつかの変更点があります。
探せばもっとたくさんの変更点があるでしょうが詳細はリリースノートを見ていただくとして、ここでは最もわかりやすい変更点のいくつかを紹介します。

  • メニューバーが常に表示できるようになった
  • タブデザインの変更
  • アドレスバーでの検索方法が微妙に仕様変更
  • お気に入りセンターのデザインの変更
  • レンダリング速度、UIの反応速度の向上
  • タブをアドレスバーの下の段へ分離できるようになった

メニューバーを常に表示させる方法

ウィンドウ右上のホーム、お気に入り、ツールのボタンのあたりで右クリック、表示されたメニューからメニューバーにチェックを入れてください。

タブのデザインの変更

20110209b

ベータのタブと比べて角が尖ったデザインになっています。
その他余計なスペースも減ってさらにブラウザ上部がコンパクトにまとめられています。

アドレスバーでの検索方法が微妙に仕様変更

アドレスバー内部の虫眼鏡のアイコンをクリックすると検索モードに切り替わり『bing』のようなアルファベットの検索ワードを入れてもURLと認識することなく検索候補が反映されます。

20110209c

その際にアドレスバーの検索語句の左には『?』が追加されています。
この『?』を手入力しても検索モードに切り替わります。
『? bing』(?_半角スペース_検索語句)と入力して検索します。

ちなみにこの『?』をつけて検索する機能は Mac 版 Internet Explorer 5 に搭載されていたものと同じです。

もちろん今まで通り直接アドレスバーをクリックして検索語句を入力することも可能です。

お気に入りセンターのデザイン変更

20110209a

相変わらず、お気に入りセンターを常に表示させるとブラウザの左側に固定されます。
IE7、IE8 でお気に入りリンクへマウスオーバーした際に右側に出ていた『→』アイコンはRC版で復活しています。
同じく、各フィードの更新アイコンも表示されています。

レンダリング速度、UIの反応速度の向上

RC版ではより新しいレンダリングエンジンをベースとしているようです。

その他、IE9 モードではうまく表示できなかったページ(特に Javascript 絡み)は改善され多くのページで問題なく表示できるようになっています。

タブをアドレスバーの下の段へ分離できるようになった

ベータ版ではアドレスバーの横に配置されていたタブは下の段へ分離できるようになっています。

ウィンドウ右上のホーム、お気に入り、ツールのボタンのあたりで右クリック、表示されたメニューから『別の行にタブを表示』にチェックを入れてください。

20110209d

RC版の公開は2月10日ごろではないかと言われています。

RC版は2月10日(日本では2月11日)に公開されました。

2011年2月5日土曜日

IE9 のメニューその他表示方法など

IE9 Beta の UI シンプルですが、隠す必要のないものまで隠れています。そこで簡単にそれらのメニューを表示する方法を書いておきました。

戻る、進むボタンの横にあった▼はどこにあるか(数ページ一気に戻る方法)

戻るボタン、進むボタンの上で右クリックするか下方向にドラッグしてください。

お気に入り追加の方法

右上のお気に入り(☆)アイコンをクリックし出てきたメニューの[お気に入りに追加...▼]をクリック。

クイックタブ表示方法

キーボードショートカット Ctrl + Q を押す。

ピンサイト表示方法

アドレスバー内左のアイコンをデスクトップまたはタスクバーにドロップ。

デスクトップにインターネットショートカットを作成する方法

Webページ内右クリックから出てきたメニューの[ショートカットの作成(T)]をクリック。

メニューバーを表示する方法

キーボードの Alt キーを押す。

コマンドバーを表示する方法

ウィンドウ右上のホーム、お気に入り、ツールのボタンのあたりで右クリック、表示されたメニューからコマンドバーにチェックを入れてください。

ステータスバーを表示する方法

ウィンドウ右上のホーム、お気に入り、ツールのボタンのあたりで右クリック、表示されたメニューからステータスバーにチェックを入れてください。

IE9モードでも互換表示でもサイトの表示がおかしい場合の一時的な対処法

キーボード F12 キーを押し、ブラウザーモード、ドキュメントモードを Internet Explorer 8(8) に変更してください。
それでもダメな場合はスタートメニューから Chrome、Safari もしくはその他のWebブラウザ をクリックし、IEで表示しているURIをコピーして起動したWebブラウザのアドレスバーに張り付けて移動してください。

それでもまだダメな場合はWebページの製作者もしくは管理者宛に不具合があることを伝えてあげてください。コメント欄がある場合はコメントで、他にはメール、Twitter などでも構いません。

2010年9月16日木曜日

Microsoft が Internet Explorer 9 beta を公開

本日ついに IE9 のベータ版が公開されました。

特徴は、シンプルなインターフェース(UI)と高速なレンダリング、そして各種標準規格への対応です。

同時に Platform Preview 5 も公開されています

http://www.beautyoftheweb.com/?fbid=NV92NTE6LNC

http://ie.microsoft.com/testdrive/

ベータ版のためか、かなり UI は適当に作られています。お気に入りは普通右側に出ますが、常に表示に切り替えると左側に移動します。

コマンドバーも表示できますが、こちらは IE8 と同じものをそのまま表示します。

タブをドラッグすれば Chrome のように切り離したり、ひとつのウィンドウにまとめたりできます。

慣れないとかなり使いにくくなっています。

2010年8月5日木曜日

Internet Explorer 9 platform preview 4 が公開

IE9 の platform preview 4 が公開されました。

パフォーマンスが向上、Acid 3 テストの点数が88点から95点に向上しています。

これが最後の Platform Preview になり、9月にはベータ版が公開される予定です。

2010年6月24日木曜日

Internet Explorer 9 platform preview 3 が公開

IE9 の platform preview 3 が公開されました。

HTML5 の video タグをサポート

YouTube の HTML5 動画プレーヤーで video タグに対応していることを確認することができます。http://www.youtube.com/html5

当然、GPU によるハードウェアアクセラレーションに対応しています。

HTML5 の canvas タグをサポート

IE9 では HTML5 canvas がサポートされています。canvas 描画も他のグラフィック描画と同じように GPU によるハードウェアアクセラレーションに対応しているようです。Internet Explorer 9 Test Drive には多数のサンプルがあるので試してみることをおすすめします。

Acid 3 テスト 83/100

Platform Preview 3 では Acid3 テストの結果が前回から15ポイント上昇の83点となりました。

IE9PP3

Web Open Font Format (WOFF) をサポート

WOFF にも対応しています。WOFF のレンダリングに関しても DirectWrite を用いたスムーズな表示を実現しています。

Javascript パフォーマンス向上と ECMAScript 5 対応

IE9 の Javascript エンジン『chakra』も改善が加えられており、さらなるパフォーマンスの向上を実現しています。

さらに ECMAScript 5 の一部の機能もサポートを開始しているようです。

http://ie.microsoft.com/testdrive/

2010年6月2日水曜日

IE9 の HTML5 対応 canvas 実装を期待できるかもしれない

詳しくは @ITの記事 をどうぞ。

最近になってWeb 標準対応に本気を出したように見える Microsoft の Internet Explorer 開発チーム。Web 標準の一部に関しては IE8 でもいくつか実装されている事は以前にも書いた通りなのですが、IE9 では HTML5 対応を強く進めていくことになっています。

IE 開発チームがずっと前から最新の Web 標準に対応したい、という考えをもっていたということは IE や Microsoft に関心をもっている人は知っていたと思います。それが『Web 標準対応を強化する』という Microsoft の明確な方針が出てきたことで急激に Web 標準の実装が行われ始めているのです。

根拠はありませんが私も IE9 で Canvas が実装されるのではないかと思っています。Microsoft はやると決めたら徹底的にやる企業です。Web 標準は IE9 で対応して終わるものではなく、Windows や Silverlight にも取り込んで活かすことができます。それがいずれ Microsoft の戦略である『3 Screens and a Cloud』として形に表れてくるのだと思います。

2010年5月6日木曜日

IE9 Platform Preview 2 - Build 1.9.7.7.66.6000 が 100万ダウンロード

Softpedia から引用ですが Internet Explorer 9 プレビュー版が 100万ダウンロードを達成しました。ちょうど1カ月前、4月前半には70万回ダウンロードされていました。

IE9 に対する注目度の高さがうかがえます。

IE9 at over 1 Million Downloads and Counting, Download Platform Preview 2 - Build 1.9.7.7.66.6000 - Softpedia

IE9 Platform Preview 2 が対応した getElementsByClassName

getElementsByClassName に対応している Web ブラウザでは下のボタンを押すとアラートが出ます。

IE9 では クラス名からオブジェクトを取得することができるようになりました。タグ名と同じように複数存在することがあるので、取得した情報は配列として処理することになります。

var class = document.getElementsByClassName(“class”);
class[0].style.color = “red”;

Internet Explorer 9 Platform Preview 2 が公開

Microsoft が『Internet Explorer 9 Platform Preview 2』を公開しました。

まず、Acid 3 テストは 68点に上昇しています。Javascript パフォーマンスもさらに向上しています。

Javascript (DOM) では getElementsByClassName に対応しています。

詳しい内容はデモサイトで確認してみてください。

http://ie.microsoft.com/testdrive/

なお、次回のアップデートで公開される Platform Preview 3 では HTML5 の Video タグがサポートされる予定です。H.264 コーデックのみをサポートし、Ogg Theoraには非対応となるようです。

関連する内容

Internet Explorer 9 platform preview 3 が公開

2010年4月8日木曜日

IE9 Platform Preview 1.9.7.7.45.6019 のダウンロードは 700,000回以上、次のプレビュー版は5月中旬

Windows Internet Explorer のプラットフォームプレビューはすでに70万ダウンロードを超えています。

IE のゼネラルマネージャー、ディーン・ハチャモビッチ氏によると IE9 のダウンロード数は米国、ブラジル、インド、英国、ドイツが上位を占めているそうです。

次の IE9 Platform Preview はビルド 1.9.7.7.45.6019 リリースから8週間以内で2010年の5月中旬に予定されています。

2010年3月25日木曜日

IE9 は Windows XP 非対応、IE のシェアが低下する ・・・そしてそこまでする理由、MSの戦略とは

Internet Explorer 9 が Windows XP で利用できないことはすでに Microsoft から発表されていますが、それによってどういう影響があるのかを考えてみたいと思います。

まず、Windows XP に非対応ということで当然 XP では IE9 を使うことができません。だからおそらく予想通り IE 全体のシェアは低下するでしょう。しかし、では一体何のために Microsoft は Vista 以降の OS でしか使えないハードウェアアクセラレーションを使ってまで  IE を高速化したのか。それにはおそらく最近の Web ブラウザ高速化競争が影響しているのではないかと考えることができます。

IE9 が Direct2D, DirectWrite を使って グラフィックの描画を高速化したことで、IE9 と他の Web ブラウザの間には圧倒的な速度差が生まれます。当然、他の Web ブラウザ開発陣営は黙って見ているはずがありません。自社の Web ブラウザでも同じ方法を使い IE9 と同等、あるいはそれ以上にパフォーマンスを向上させてくるでしょう。まさしく、それこそが Microsoft の狙いなのではないでしょうか。IE の開発状況をこれだけ詳しく公開するのもライバルたちに GPU レンダリング対応を促すためだと考えれば納得がいきます。

Windows XP には DirectX11 (Direct2D, DirectWrite) は提供されません。XP には OS レベルで GPU の描画支援を受けられる機能が実装されていません。つまり他の Web ブラウザも DirectX を使って高速化しようと思うのなら Vista 以降の Windows に対応しなければならないのです。独自機能や他の方法(OpenGL など)によって XP に GPU 描画機能を実装することは可能でしょうが開発コストや時間がかかるでしょうから IE との速度差はどんどん大きくなっていくかもしれません。それにXP世代の一般に普及しているタイプのPCはOS自体があまりグラフィック性能を必要としなかったということもあり、GPU対応にしたところで大したパフォーマンスが出ないこともあり得ます。GPU 対応を諦めるならそれはそれで IE の一人勝ちになりますし、対応するならするで XP を搭載している多くのマシンのグラフィック性能が低いことを考えれば XP を切り捨てなければならなくなります。

Web ブラウザの高速化競争はこれからも続いていくと思います。それに伴って GPU の性能も重要になってきます。HTML5 が普及し出し、より高画質な動画やアニメーションが増えていけば古い PC を使っている人は買い替えを迫られるかもしれません。すると Windows のバージョン別シェアはどのようになるでしょうか?

Web ブラウザの高速化競争は意外なところで Microsoft に味方をするかもしれませんね。

以上を簡単にまとめると

  • IE9 が普及するならそれでよし
  • IE9 が普及しなかったとしても Firefox などのライバルも GPU 対応になる可能性が高く、XP 時代の古いマシンでは実行できないためユーザーは PC の買い替えを迫られることになる。よって Windows 7 搭載 PC が普及することになる(可能性がある)
  • ライバルが Direct2D, DirectWrite を採用すれば DirectX の技術的勝利となる

ちなみに Direct2D や DirectWrite は GPU が DirectX10 に対応していないとハードウェアアクセラレーションが有効になりません。DirectX9 世代の GPU ではソフトウェアエミュレーションになってしまい、パフォーマンスが大きく低下してしまいます。

2010年3月21日日曜日

IE9 の Javascript MIME タイプの対応

IE9 では Javascript のMIMEタイプのサポート状況も変わりました。

上のボタンをクリックして、アラートが出たらそのMIMEタイプに対応しているということになります。IE9はというと、上記のすべてに対応しています。IE8までは text/javascript, text/ecmascript までの対応でした。

2010年3月20日土曜日

IE9 は CSS3 の opacity プロパティに対応

IE9 は opacity プロパティに対応しているので、以下にサンプルを載せておきます。

ソース

filter: alpha(opacity=50);
opacity:0.5;

参考までに上は IE8 でも対応していた filter を使った半透明化の方法、下が CSS3 opacity による半透明化の方法です。

サンプル

filterによる透明化

SDIE2008-s

CSS3 を使った透明化

SDIE2008-s

opacity に対応している Web ブラウザでは半透明になって表示されます。そして下の画像が IE9 で表示したものになります。

IE9opacity

ちなみに、フォントがメイリオ等 ClearType が有効になるフォントの場合 IE8 まではアンチエイリアスが無効になりギザギザした表示になっていました。しかし IE9 からは Direct2D の高品質な表示によりアンチエイリアスが有効なまま透明化することができるようになっています。

2010年3月17日水曜日

IE9 プレビュー版公開 Web 標準準拠、Javascriptを大幅高速化

IE9 プレビューはまるでハイスペックマシンでWebkitによるレンダリングをしているかのような軽快さでした。

まず、IE9 の注目すべきポイントは以下の4つです。

  • HTML5, CSS3, SVG など最新の Web 標準への対応
  • マルチコア CPU によるJavascript コンパイル
  • GPU を使用した高速なグラフィックレンダリング
  • IE9 Platform Preview のダウンロード開始

HTML5 など最新の Web 標準へ対応

いつIEは最新のWeb標準に対応するのかと待ちわびていた人たちも多いと思います。IE9ではそれが現実となるようです。Microsoft が発表したデータでは SVG 1.1 2nd edition のテスト項目をすべてパスしています。CSS3 DOM 関連に関しても同様です。Web 開発者はこれから本格的に次世代HTMLによるコーディングに取り掛かることができることになります。

DOM や CSS3 に関してはブラウザ間の非互換性をなくすため100を超えるテストケースを用意し W3C に提供したと発表しました。これは IE8 の時も同様に CSS2.1 のテストケースを W3C に提供していました。

Acid 3 テストは 前回の30点代から55点にアップしています。今後のアップデートではデベロッパーがよく使うマークアップを重視し、さらに点数が上がっていくだろうと述べています。

Acid3ScreenCapture

マルチコア CPU による Javascript コンパイル

Javascript エンジンにもかなりの改良が施され、以前 Microsoft が言及していた「競合他社のように Javascript エンジンに分かりやすい名称が与えたほうがよい」という言葉通りにその名を「Chakra(チャクラ)」と呼んでいます。インタプリタではなくコンパイル方式になっているようで、これによりスクリプトの実行速度が何十倍にも跳ね上がります。

Javascript のコンパイルをバックグラウンドでマルチコアCPUで行うためここまで高速化したということです。スコアは Firefox を超えて、Safari, Chrome に次ぐ速度となっています。

SunSpiderResults

GPU を使用した高速なグラフィックレンダリング

ネイティブで SVG 対応、ビデオ再生に対応となると現状のままでは CPU 負荷がかかり動作が重くなってしまうという欠点がありました。そこでハードウェアによるレンダリングを行うことにより動作を圧倒的に速くするということが可能になったのです。

IE9 とその他 Web ブラウザのアニメーションの滑らかさの差は圧倒的で Chrome すらも足元の及ばない状況です。

IE9 Platform Preview のダウンロード開始

Microsoft では IE の開発状況を知ってもらうために8週間ごとにアップデートを行います。現状ではあくまでも開発版であるために普通のWebブラウザと同じように使うのは難しいですが、ベータ版リリースまでの間にどんな機能強化が行われていくのか確かめるのに役立ちます。

IE8 で気になったレンダリング時のチラつきが改善されている

たとえば、DOMを使用して幅、縦100%で半透明のdivボックスをonclickイベントに合わせて表示したとします。IE7以外、つまりIE6とIE8では半透明のボックスが出るまでに一瞬のチラつきが必ず出ますが、IE9ではチラつきはなく一瞬で半透明のボックスが表示されるようになっています。

標準準拠とは別の、人に与える印象の面でも品質が改善されてきているというのはとても良いことだと思います。

IE9 その他対応済みリスト

  • application/xhtml+xml MIMEタイプに対応
  • application/javascript MIMEタイプに対応
  • application/ecmascript MIMEタイプに対応
  • CSS3 opacity プロパティに対応

不具合

開発中の Web ブラウザであるため不具合は当然ありますが、確認したものをまとめます。

  • 多くの Web ページで文字化けする(IE7モードにすると正しく表示される場合がある)。
  • Silverlight や VML のアニメーションは IE8 より遅い場合がある