ポイントは以下の3つです。
- Paint 3D で 3D を簡単に作成できる。
- 立体物を撮影し 3D データとして PC に取り込める。
- Microsoft Edge や Micorosoft Office で公開、共有も簡単にできる。
Microsoft が提供するWindows 10、Windows 10 Mobile、Microsoft Edge でどのような 3D 活用法があるのかを見ていきます。
Windows 10
Paint がバージョンアップで Paint 3D に。
3D データの作成、書き出しや出力ができ、現実の立体物を撮影し Paint 3D に取り込むこともできるようになります。
作成したデータは「Remix3D.com」での公開、また
- Word
- Excel
- PowerPoint
などの Microsoft Office 製品は 2017 年アップデートで 3D データの扱いが可能になります。
Windows 10 Mobile
3D として立体物をキャプチャするために Windows 10 Mobile スマートフォンを利用します。すでに現実に存在する立体物はこの方法で 3D として PC 上に取り込むことが可能になります。
Microsoft Edge
Web 上で 3D を実現するための機能に WebGL というものがあります。これは Web 標準といわれる仕様の一部ですが Microsoft Edge がそれらの仕様をフルサポートする(しようとしている)のはこいうった 3D 機能等を Windows という閉じた世界だけでなく、全環境、全世界で活用するためでもあります。Windows 10 で 3D を作るのが簡単になり、それを Web 上に公開するのもまた簡単にできるようになります。
また、Microsoft Edge で表示された 3D データは HoloLens を使って Web ページから取り出し、部屋の中に置いてみるという事もできるようになります。
Windows 10 Creators Update は、クリエイターによって作られた創作物を世界に発信する(文字通り)窓口になるというわけです。