2016年11月15日火曜日

windows 10 の新しい 3D 機能

Windows 10 Creators Update で 3D 機能が強化されます。

ポイントは以下の3つです。
  1. Paint 3D で 3D を簡単に作成できる。
  2. 立体物を撮影し 3D データとして PC に取り込める。
  3. Microsoft Edge や Micorosoft Office で公開、共有も簡単にできる。
Microsoft が提供するWindows 10、Windows 10 Mobile、Microsoft Edge でどのような 3D 活用法があるのかを見ていきます。

Windows 10

Paint がバージョンアップで Paint 3D に。
3D データの作成、書き出しや出力ができ、現実の立体物を撮影し Paint 3D に取り込むこともできるようになります。

作成したデータは「Remix3D.com」での公開、また
  • Word
  • Excel
  • PowerPoint
などの Microsoft Office 製品は 2017 年アップデートで 3D データの扱いが可能になります。

Windows 10 Mobile

3D として立体物をキャプチャするために Windows 10 Mobile スマートフォンを利用します。
すでに現実に存在する立体物はこの方法で 3D として PC 上に取り込むことが可能になります。


Microsoft Edge

Web 上で 3D を実現するための機能に WebGL というものがあります。これは Web 標準といわれる仕様の一部ですが Microsoft Edge がそれらの仕様をフルサポートする(しようとしている)のはこいうった 3D 機能等を Windows という閉じた世界だけでなく、全環境、全世界で活用するためでもあります。
Windows 10 で 3D を作るのが簡単になり、それを Web 上に公開するのもまた簡単にできるようになります。

また、Microsoft Edge で表示された 3D データは HoloLens を使って Web ページから取り出し、部屋の中に置いてみるという事もできるようになります。

Windows 10 Creators Update は、クリエイターによって作られた創作物を世界に発信する(文字通り)窓口になるというわけです。

2016年11月12日土曜日

Windows 10 Mobile で radiko (ラジコ) 『Radician (ラジシャン)』

radiko を Windows 10 Mobile で聞くことのできるアプリです。
タイムフリーのみ対応、過去一週間分の番組を聞くことができます。
Windows 10 および Windows 10 Mobile 対応のアプリです。

2016年11月5日土曜日

2016年10月の Web ブラウザシェア

ブラウザ戦争が起きてから早十数年。あまりブラウザがどうのこうのと言われることが少なくなってきましたが、現在の Web 環境における Web ブラウザのシェアがどうなっているか外部のサイトで調べてみました。

デスクトップ環境

まずはデスクトップ PC の環境です。かつての主な Web 閲覧環境ですが、現在でも軽視できないマーケットではあります。

OS のシェアは Windows が圧倒的です。相変わらず90%以上のシェアを占めています。それを踏まえて、以下の Web ブラウザシェアを見ていきます。

Google Chrome が圧倒的で55%、一時期勢いのあった Mozilla Firefox は11%です。Windows 8.1 まで標準の Internet Explorer は23%、windows 10 標準の Microsoft Edge が5%で、IE と Edge を足すと28%になります。

つまり、Windows に Chrome をインストールして使っている人が多いということになりますね。Chrome は色々なところでインストールを促してきますし、適当に操作していたらインストールされて標準ブラウザに設定されたためにそのまま使うことになったパターンもあり得ます。

他には Google の Web サービスや Android との連携が便利なために好んでインストールし利用するユーザーも多いでしょう。

Web ブラウザという存在を知った PC 中級者の人や Web ブラウザというジャンルに興味をもっている人は積極的に Web ブラウザをインストールし試す傾向もありますのでそれでもっとも扱いやすかった Chrome に落ち着いたというパターンも考えられます。

Edge のシェアが低いのは Windows 10 がまだ Windows 7 に比べてシェアが低いこと、さらに UWP 化したことで UI 周りが完全な新規開発になったことにより機能が貧弱になり使い勝手が IE より悪化したことにあると思われます。

モバイル環境(スマートフォン+タブレット)

次にモバイル環境です。こちらの方が今はユーザー数が多いといいますか、Web 閲覧環境の中心にあるかもしれません。

世界的にみると、Android が圧倒的で69%、iOS は26%になります。Windows Phone は約2%ですね。それを踏まえた上で Web ブラウザのシェアを見ていきます。


当然のごとく Chrome が圧倒的で54%を占めています。多少の誤差などはありますが、デスクトップ環境と違い OS のシェアがそのままブラウザのシェアと考えてもよさそうです。日本では iOS のシェアが高いので、Safari と Chrome のシェアは逆転しているかもしれませんね。

Micorosoft Edge はかなり苦戦を強いられているようです。デスクトップ環境では Chrome に取って代わられていること、モバイル環境ではそもそも Windows 10 Mobile のシェアが低いことによります。しかしブラウザとしての性能を司るレンダリングエンジンはかなり洗練されていて Apple Webkit との互換性も重視して開発されています。なので、モバイル環境においても iOS の Safari とほぼ同じページが見られますので、Windows Phone 7 時代の『デスクトップ向けのページが表示されてしまう』という現象は殆どなくなりました。

現在はデスクトップ版のみですが Windows 10 Anniversary Update により拡張機能も搭載され、少しずつ使えるブラウザに進化しています。

Windows 10、Windows 10 Mobile と共にその成長を期待していきましょう。