基本的に彼らがやるSEOというのは検索エンジンの特徴を悪用するだけの一時的な対策に過ぎません。
SEO というのは皆さんご存じの通り Search Engine Optimization の略、検索エンジン最適化という意味です。つまり SEO 対策という言い方は 検索エンジン最適化対策ということになってしまいます。
最適化対策? おかしな言い方ですね。
業者が行う SEO というのは基本的に一時的な効果しか持たないものです。なぜなら彼らは SEO をビジネスで行っているので、長期間有効な SEO を行ってしまうとクライアントはそれ以上のお金を払ってくれないからです。定期的な更新が必要だと説明すればクライアントはそれを信じ続けてお金を払ってくれるでしょう。
それに、恐らく彼らは本当の SEO を理解していません。彼ら自身も SEO は一時的な効果しか持たない生もののような常に書き換えを必要とするものだと考えているのかもしれません。
では、正しい SEO というのは何か?
私個人の意見なのですが、まず技術的な SEO としては (X)HTML のガイドラインに沿って正しいコードを記述すること。次に最も重要なこととしてコンテンツを価値のあるものにすることです。
正直、これ以外にないと思います。
SEO 業者がよく行う、<h1>タグ内に いろんなキーワードを含むというやり方は良くないと思います。「○○、△△、××のことなら□□の~~」など。他にはフッターに関連ワードを大量に詰め込むことでしょうか。
HTMLに記述する内容というのは検索エンジンのためにあるわけではなく人間に情報を伝えるためにあるのです。人間にとって邪魔な情報を入れてある Web ページなどいつまでも検索エンジンで上位でいられるわけがありません。
昔の SEO 対策と比べればかなりマシな方法を使うようになってきてるとは思います。ですが、いまだに人が見るには邪魔な情報を多く含んだ汚い HTML であるということは変わっていません。
こういうやり方を「SEO 対策」と呼ぶのなら、いちばんの SEO は「SEO 対策」をしないことだと思います。